せっかくのポロサツ味噌
発祥の地に行くのだったら
その当時のマインドを引き継いだ
超激オリジン的
お弟子さんのお店も
アリなんじゃない?
なんつて
オススメされまして

電車に揺られて
来てみましてん

なんというか
超激地域密着
お客の全員が
顔見知りという風情
食後の若人に
アメちゃん配っていたり
窓の外を行く人々にまで
手を振っていたりと
ホスピタリティティティの塊のような
ご店主の眼前で

限りなく一見のワタクシに
双方どう接してよいのやらという
あらぬ空気が
壁を作りつつ

右端がしょうゆ味
ってのもだけど
いちいち炒の入るラーメンが
いまだにワンコインという
衝撃をカブせつつ

水墨画のやうな美学
ポロサツを眼前に
モノトーンを感じたことが
かつてあったでしょうか

ツバル
キリバス
沖ノ鳥島
かろうじてのメンマが
海面ギリにとどまりつつ

コレコレ!!
コレだよなー!!
味噌スープ
じゃなくて
味噌汁ね!!
スープでもなく
骨の入ったお湯に
味噌を溶いたやーつ

受け止める
とかじゃなくてね
受け流す
でもないかな
骨の入ったお湯に
味噌を溶いたところに
麺を泳がしてみました
というそのまんま

おいおい待てって
ちゃんともやしは炒めているんだぞ!!
なんつてね
そういえばその昔
炒めたもやしで作る味噌汁とか
クッキングパパでやってたなー
なんてフラッシュバックしながら

ひき肉が雑にダマになってるワケではなく
意図的にバーグになっている
なんてのも一興
ガラパゴス
でもなく
亜流の宗教
でもなく
いやその
どちらでもあるのかなと

ものスゴくプレシャスな体験
それだけは間違いなく