そんなに食うなら走らんと 弐

nonchデス。これからは はてなブログで末永くよろしゅうに。

八咫烏@九段下 「ラーメン白&特撰ラーメン黒」

なにやら
実写化されるとウワサの
「ラーメン食いてぇ」

アウトレイジ最終章の
その先の楽しみが
また出来てしまったオレだけど




コミックの中で
清蘭のオヤジさんは言ってました

うちのラーメンは
「引き算の技じゃ」と




目指すところは
手間は惜しみなくかけるが
どこよりもシンプルに見える

加工し過ぎず
素材を最大限に活かす
ギリギリの線を見極めた
統一感のある味なのじゃ




近年の傾向はその逆じゃ
自信のなさを糊塗するために
たし算に走る!!




動物系に魚介系を合わせ
さらにこがしねぎ油だのなんだの
ごんごんにたし算して
いたずらに濃厚な味

麺はさっさと業者に依頼するくせに
スープこそは自分でできる腕の見せ所と
張り切る 張り切る




昨今のラーメンは
サイケデリックとでも言おうか

ストライプのシャツに
水玉のネクタイ
ペイズリーのジャケットに
花柄のズボンを
合わせているようなイメージじゃ




もはや
どこがどうおかしいのか
指摘できない

いや
させない強引さがある




引き算はたし算より
ほんのちょこっとだけ高度なんじゃ


って
オレの言いたいことの全て
代弁のレヴェルを超えてますけど


そんな
清蘭のオヤジさんに
言わせてみるとすれば

このラーメンは




Lucy in the Sky with Dinosaur




プテラノドンに咥えられて
巣に運ばれる途中にキメた
人生の最期の最期に観るような
サイケデリックとでも言おうか




たし算の枠を飛び出して
まるで二桁×二桁の掛け算

フリ切れたる
混沌の極み




まるで
高価な絵の具の洗い水がごたる
激烈な混ざりっぷり




あの神武天皇も路頭に迷うほどの
極彩色に染まった八咫烏

オレもまた
三本目の足を
いったいどこに向けてよいのやら






ラーメン食いてぇ!(上) (イブニングKC)
講談社


ラーメン食いてぇ!(下) (イブニングKC)
講談社