そんなに食うなら走らんと 弐

nonchデス。gooから引っ越しほぼ完了。過去記事のリンク貼り直すのはムリムリ。

渋谷大勝軒1961@渋谷 「ラーメン全部入り」

たまに
コレじゃなきゃダメ症候群
陥れられることになるTSK

だけど
近場の「まるいち」だと

もう既に制御できないほど
濃い方向に乖離しスギていて
もはやTSKとは別物の領域に

澄んだ大勝軒
清んだ大勝軒

S-TSK!!
ということで

この間も話題に上っていた
未だにあの頃のTSKの
良かれな風情を残しているとされる




数少ない数軒の中の一軒に


そうだ今日は
はなからオーダーをキメていた
澄んだラーメンに
泳がせたるは
呑める雲

ゼッタイ雲呑麺にするんだ!!

バスの中で
思わず声になって出ていたぐらいなのに

せっかくだったら
雲呑含めて
全部乗ってる方がよいじゃんか

みたいな
食券機の前での
急な手ブレに補正が効かず




登場したソレには




雲呑が一つしか入っていないという
オレの中での本末転倒




うーん
こんなんだったかなぁ

ダシが肉サイドに
傾きスギているように思うけど




麺も
こんな感じじゃなかったよー

もっとストレート方向に
デロデロってしてて

こんなにボソッとした
表面テクスチャーも違えば

こんなにムチッとした
内部テクスチャーも別物




卵がむしろ
固茹でであることを望む
そんな稀有な日だって存在したりして




もう
あの時のTSKには
逢うことができないのかなぁ

って
Dancyuのレシピ通りにやれば
オレ勝軒のできあがり

アンタの台所でいつだって逢える
わけであり

かつて2度ほど紙面で公開された
山岸レシピ

ひき肉を入れるタイミングや
しいたけの取り扱い
鶏油を入れたり
化調の扱いに言及したり

その2種レシピの
わずかな差異を
あの頃の大勝軒の歩みとして
比べる乙だってたしなめる




叶わないんだったら作っちまえ!! の
おそらく多分
最たる一杯だということです