コチラの中野では
陽の光が燦々と
ふり注いでいる

さっきまでが厳寒の冬だったら
コチラはまるで真夏のイメージ

雪の降ってる東京から
飛行機で気付いて起きたら
真夏のオーストラリアの風情
全員が笑顔で
オレたちも
間違いなく笑顔だ

あえて
客の好みをちゃんと聞くこの姿勢
細かいトッピングや
サービスライスの盛りまで聞く姿勢
あえて難題にしてこそ
自分を引き締めているという
本来の家系におけるマインドを
いま改めて
今日だから
なおさらのこと
感じている

ほうれん草が立っているし
オレももれなく勃っている

スープが恐ろしく濃いし
オレも間違いなく恋している

美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
この濃さったら
この美味さったら
いったいなんだ
無鉄砲
混ざってないか

なんつー
なんつー画だ
なんつー
真夏の太陽だ
数百メートル先の
同じ中野のできごとなのか
同じラーメンという題材のできごとなのか

このスープで
このライスが食べ放題って
なんつー
なんつー真夏スギる!!

全員が笑顔で待って
全員が笑顔で食って
全員が笑顔で帰っていく
アレだけ家系が苦手な
ウチのカーチャンまでもが
満面の笑顔で
真夏を楽しんでいる

焦げるほどに夏至レベル
逆に
真冬と比べられたことを
神に感謝していのでした