
「東京で食ったラーメンがクソ不味くてやー」
「やっぱアレやろ 水が違うんやな、水が」
「ラーメンは地方の方が美味いから」
「そやなー」
「そやなー」
少年たち
わかった風なことをいう
もしかして
キミたちは
「二」の付くラーメン
食べてしまったのでは
ないだろうか
アレは
どんな水使っても
ダメな人間にはダメだから
真夏に
おやっさんの汗が寸胴に飛び込むのを見て
その場でダメになった友人も
いたぐらいだから
まあ
キミたちが
そこまで言うのなら
期待は
高まるというもの (「こどもんど!!」叫びたいキモチを抑えて)
どれどれ
加古川の水は
甘いかな
うんうん
加古川の水は
甘いようだね
まあ
おじさんとしては
良い水で作った青葉っぽい一杯より
悪い水でも超激オリジナリティ
そんな
パーソナリティな
アクティビティティを
期待していた
わけだがね
そうだな
少年たち
そんなキミたちが
もしまた
東京でラーメン
キメるとしたら
そうだな
「良い水」な感じ
どこを勧めてみようかな
「びぎ屋」とか
真っ先に浮かんだけど
「青葉」とか
連れて行くのも
アリかもしれないね
どっかで食べたなと
思うのかもしれないね
そうだよ
キミたち
東京のラーメンは
二郎ばかりじゃないんだから
もう一度言う
二郎ばかりじゃないんだから
実は
二郎ばかりに
なりそうなんだけど