師匠の息子
骨肉の争い
実はそこには
新たな弟子を巻き込んでの
血みどろの抗争劇が展開されて
それはそれは
聞くもおぞましく

というところからは
程遠く
同じ新宿といっても
程遠く
なんだかとっても
ゆったりした空気が流れていて
このトロリとした
昼過ぎ夜前
御苑の淡い午後
だれも遊んでくれない
平日休暇の僕を
いやしてくれるには
もってこい

というところからも
程遠く
中に入るとその強度が増すような
お店全体を包む
別世界のオーラ
なんだかとっても
奇妙な空気が流れているのは
だらけた僕の
背筋を伸ばさせるには
もってこい
盛ってこい

盛ってきた
盛ってある
盛りすぎでもある

スッパい
スッパすぎている
スッパすぎていたりもするのでありました
安い
多い
兄貴が有名
親父が有名
そのすべてを
打ち消して余りある
この不思議な空間
ストレンジャー than エブリシング
見たことないけど
フェリーニの映画の様だ
奇妙な空気に
飲み込まれていくようだ
麺を食べきれないようだ
酢を減らして欲しいようだ
もう
どうすることもできないようだ

納豆が救い
でもないようだ
こまった事態に
陥ったようだ